・ドイツVSイタリア
確実に「理由」があるはずなのだ。
今大会、イタリアがオウンゴールの1点しか失点していない事も、ドイツがここまで勝ちあがれたことも。
見ごたえ充分の試合。ラストで劇的に2点入った。
しかし・・・。119分に得点したイタリアのグロッソ。彼のあの瞬間の気持ちって、一体どんなものだろう。
彼のゴール後のリアクションを見ていて思った。
狂喜、とは、ああいう事なのだな。
そして、ドイツイレブン。
呆然、とはああいうことなのだな。
ドイツ国内の「ドイツよくやった」風潮は、日本の「日本良くやった」風潮とは決して違うものだが、両者に共通するのは、「それで終わらせてはいかん」ということ。
ドイツに「準決勝まで残れたから、その点ではよくやった」という根拠があるのには羨ましい。
日本の場合は、自分で考えようとしていない人が多いだけ。
補足すると、↑の表現は必ずしも批判ではない。それだけ、サッカーに興味を持つ人の割合が少ないということが言えるということだ。
俺達が50歳とかになって、やっと日本全体がサッカー中毒になるような風潮が高まるのかなぁ・・・。
・フランスVSポルトガル
勝者と敗者の関係は、試合のパフォーマンスと必ずしも一致しない。
ポルトガルの方がよかったな。でも、1点を取られてからのポルトガルは慎重すぎた。フランスは経験が物を言っているな。
<決勝予想>
これで、決勝でフランスが勝てば「ジダンのための大会」と、後々言われる事になるだろう。
しかし現在のところまでをみると、まだそうはなっていない気がする。
前回大会のロナウドやカーンのように、ワールドカップがグラウンドでのプレーという点で、特定の人を中心に回っている感じはしない。
ジダン本人はいいプレーを見せてはいるが、圧倒的な存在感ではない。
ジダンは世界中に愛される偉大なサッカー選手であり、俺も好きだ。
彼が勝つところを見たい。
しかし冷静に考えると、決勝で勝つのはイタリアかもしれない。
ずばり先制点がどちらに入るか。
3位決定戦の予想は、ドイツで。