20060831

20060831-kenobi*142 タレントと罵り合うアナウンサー


友人に、TBSの黒柳徹子の番組が面白いと教えてもらったので、ビデオにとって見てみた。

安住アナが結城貢に料理を教わり、その後に黒柳徹子と大竹まことがいるスタジオで腕前を披露する、というもの。

安住アナは料理に慣れていないらしく、結城先生に教わったとおりに慎重に手順を踏んでいくのだが、その横で黒柳徹子(料理はしない人)と大竹まこと(めちゃくちゃ料理ができる人)がギャーギャーと茶々を入れていく。

もう、大騒ぎ。

黒柳は作業を適当にやっちゃうし、大竹は料理がわかっているから安住と黒柳を叱り飛ばす。

終いには、安住アナが
「うるさいですよ!ギャーギャーギャーギャー!」
と大竹に言い出す始末。

キッチンパニックの典型とも言えるべき形で進んでいく、ケンカをしながらの料理コーナー。

かなり面白かった。

しっかし、安住アナはすごいなあ。奇跡的なアナウンサーだよな。

20060830

20060830-kenobi*141 楽しい順位表の見方

Jリーグであろうがプロ野球であろうが、順位表を見ていると面白い。

例えば、このJリーグの順位表。(読みにくいでしょうが)

順位 チーム 勝ち点 試合 勝数 分数 敗数 得点 失点 得失差
1 G大阪 46 21 14 4 3 53 28 25
2 川崎 44 21 13 5 3 53 27 26
3 浦和 43 21 13 4 4 42 17 25
4 清水 41 21 13 2 6 38 24 14
5 鹿島 36 21 11 3 7 36 33 3
6 大分 35 21 10 5 6 36 29 7
7 千葉 32 21 9 5 7 40 35 5
8 大宮 30 21 9 3 9 28 34 −6
9 横浜M 29 21 8 5 8 34 26 8
10 磐田 28 21 7 7 7 34 31 3
11 F東京 27 21 8 3 10 36 36 0
12 新潟 27 21 8 3 10 27 39 −12
13 名古屋 24 21 6 6 9 32 38 −6
14 広島 22 21 6 4 11 29 40 −11
15 甲府 22 21 6 4 11 24 44 −20
16 京都 15 21 3 6 12 29 52 −23
17 C大阪 13 21 3 4 14 25 47 −22
18 福岡 12 21 1 9 11 21 37 −16

わかりやすいのは大宮。勝ち数が9、分けが3、負けが9。
得失点差は-6。
ということは、このチーム、負けるときにたくさん点を取られているんだな、と。

次に鹿島。勝ち試合が負け試合を4つも上回っているのに、得失点差はわずかの3.
すぐ上の清水と比べて11点も少ない。
ということは、接戦勝ちが多く、失点は多いんだな、と。


得失点差でわからない場合は、総得点・総失点を見る。
首位のG大阪と3位浦和の失点が11も違う。
しかし重要なのは、3位浦和のほうが失点が少ないということ。
逆にいえば、リーグ最小失点でも、首位ではないということ。
(※試合数は同じ。)
こういう部分から、それぞれのチームカラーや弱点が見えてくる。

で、「じゃあ浦和はDFがしっかりしているんだ」とか「G大阪は攻撃力は凄いけど実はDFはそうでもないのかなあ」とか考えて、「浦和にはどんなDFの選手がいるんだろう」とか、「浦和では誰が一番点を取ってるのか?」とか考えて調べていくと、更に楽しい。

もっと深い見方もあるのだが、あまりにもマニアックすぎて面倒くさいので、このくらいで。

20060827

20060827-kenobi*140 さっぱり牛肉海苔巻

簡単料理@ タイトル 「さっぱり牛肉海苔巻」


1 牛肉を醤油でいためる
2 とろろいもを細切りにする
3 1と2を海苔に巻いて、わさびをちょっと塗る。

以上


わさびの代わりに梅肉とかでもいいだろうな。

20060826

20060826-kenobi*139 おのぼりさん

めちゃイケにエスパー伊東が出ていた。
それで思い出した話。

高校3年生・・・というと、もう8年前になるのだろうか。
大学受験を控えた11月、長野から、志望していた大学の学園祭を見に行った。

結果から言うと、数ヵ月後その大学に合格し入学するわけだが、田舎者の俺はそこで体験した事に大変なショックを受けた。

大講堂ではエスパー伊東のライブをやっていた。
迷わず見ることにした。

ライブ開始。
暗転の中、いきなりプロジェクターで映し出される「国歌斉唱」の文字。
みこしに担がれてエスパー伊東登場。
その担いでる男性が全裸。場内大爆笑。
俺の横に座っていた大学3年生くらいの女性も恥ずかしがるでもなく大爆笑。
全裸男性は観客席に向かって走り出す。
またもや場内大爆笑。

・・・・。エスパーのライブの中身はあまり覚えてない。
・・・確か前歯を2本折られてたような。

俺がびっくりした事は、
@学園祭で全裸が許される自由な雰囲気
Aそれに笑ってる女性

の二つ。

高校生当時の俺は、男兄弟しかいなくて、ちょっと年上の女性と話した経験はほぼ皆無。
更に、メチャまじめな雰囲気の高校に通っていたり、「大学とはこういうところだ」みたいな予備知識もなかったせいで、ものすごいショックを受けてしまった。

そこまでならいい。問題は、先入観を持ってしまったことだった。

つまり、大学とは「何でもあり」で、更に「(特に東京の)大学に通う女性は、男の一物がメノマエにあっても笑えるくらい奔放」だと思ってしまったのだ。

・・・まあ、ここまで直球に全てを信じ込むくらい世間知らずではなかったが、上に書いたことに近いイメージを抱いた事は確か。

今考えてみると、自分の見識の狭さと田舎者気質がよぉくわかる。

でもね、これは東京で育った人に言いたいけど、田舎者ってそんなものなのよ。(違うかもしれないけど)

−----------
後に、この話を地方出身の先輩にしたら、「あー、わかる、それ」と言われて嬉しかった。

20060825

20060825-kenobi*138 近くて遠い

水金地火木土天海冥。

冥王星は「惑星」ではなくなるそうだ。
なんか残念なんだよなあ。

「ロマンは認める。でも、科学的に惑星ではない」
と言われてるわけだ。

人間がきめた定義。
科学がきめた定義。
うーん。

天文学に詳しくもない。ただ、宇宙のロマンが好きな人間だから。




ラーメンズの「科学の子」というコントを思い出した。

「『宇宙人は本当にいるんですか?』・・・うーん。これは本当に難しい問題なんだけど、こう考えてみて。ここに3本の木があったとして、カブトムシはいないかもしれない。でも、30本の林、300本の森があったら、どうかな?・・・・君達が調べる事の出来る星は、3000億だ。」

ま、この後この「3000億」という数字についてコントが展開されていくわけなんですが・・・。

こういう考え方、好きなんだよね。

20060822

20060822-kenobi*137 歯で下唇を噛んで「ヴ」

友人からまわってきた、おそるべしラブバトンとデートバトン。
おっしゃ。答えたろやないの。

<ラブバトン>

1.理想の恋人像を教えて下さい。  

自分を持ってる人。笑顔が素敵な人。痩せすぎてない人。


2.恋人選び、見た目と性格を重視する割合。見た目:性格は?:?  

4:6
   

3.今日は一日好きな人と一緒あなたの考えるデートプランを教えて下さい。

1.12時くらいまで家で2人でで退廃的に寝る。
2.家の近くの商店街をなんの生産性もなしにうろつく。いろいろ目移りしながらね。
3.カフェで一服。
4.またぶらつきながら夕食メニューを二人できめる
5.二人で夕食作る。
6.飯食う
7.テレビ見る。
8.寝る

これって、けっこうつまんないですかね?何気に一番幸せかと思ったりするんです。


4.好きな人と初めてカラオケに行くことになりました。何を歌いますか?何を歌って欲しいですか?

自分 CURIO「君に触れるだけで」
相手 JUDY AND MARY の「CHEEZE“PIZZA”」   


5.夜の遊園地、初めて二人で観覧車に乗りました。ドキドキクライマックス手をつなぐ?つながない?

つなぐでしょ。そらつなぐでしょ。ええつなぎますとも。ああつなぐさ。それつなごう。やれつなごう。


6.楽しいデートの時間はあっという間いつの間にか終電がなくなっていました!!その時あなたならどうする?そして相手になんて言う?

「とめてや」


7.相手をかなり気に入ったあなた。告白は自分からする?相手からされるの待つ?

S(する)   


8.ずばり好きな人・気になる人がいますか?

期待します


9.その人はMIXI内に生息しますか?

8の答えが答えなので無効。


****************************************************
<デートバトン>

1.デートの時、相手が理由もなく1時間遅刻したら?

怒ったフリかな。
連絡が無かったら、30分しか待ちません。


2.デートの時、相手が、ありえないような服装だったら?

個性と受け取る(特になんとも思わない、ということ)。


3.デートの時、相手が携帯ばかりいじってて、あまり相手にしてもらえません。その時のあなたの一言は?

「なんかあったの?」


4.ご飯を食べて、会計に行こうとした時に相手が「ちょっとトイレ行ってくるから、先に行って」どうします?

「はいよー。」(払う)


5.相手の人とお揃いの携帯にしたい!! とか思ったことありますか?

皆無。キャリアは同じにした事あるけどね。


6.付き合ってまだ1ヶ月。親に紹介してほしいと相手に言われたらどうする?

なんで?(って、聞いちゃうんだろうなぁ)いいけど、長野来る時間作れる?

↑・・・現実的に考えるなよ、自分(笑)


7.大好きな人から結婚を申し込まれました!! 即返事がほしいって。あなたはなんて答える?

ふつつかものですが末永く宜しくお願いします



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これを作った人は、若い高校生くらいの女性だな。きっと。
はあ。

20060821

20060821 kenobi*136 激闘の果てに

再試合。日本中がここまで盛り上がったのは、松阪以来じゃなかろうか。

決勝録画して、熱闘甲子園も録画した。保存版にしよう。
ビデオを見る前段階で、「早実優勝」を知っていたのに、感動した。


24イニングを闘って、一点差。
早実・斎藤と駒大苫小牧・田中の2人を中心とした両チームの選手・監督・スタンドの野球部員・応援団。全員に気持ちを感じ、日本中に爽快感が伝わる激闘だった。
2人ともが口にした言葉は「全力」「仲間を信じて」「気持ち」・・・「相手は素晴らしい投手」
お疲れ様。最高の野球でした。
両校が混ざって一つの写真に収まる所を見てあらためて思った。「伝説になった」と。

-------------

高校野球には、選手の極限の気持ちが表れる。そして伝わる。


静岡商業の笑顔のエース。大野。
春の選抜、早実との再試合から強くなって夏も甲子園を勝ち取った岡山関西。そして最後にこぶしを叩きつけて泣きじゃくった、エースのダース・ローマシュ・匡。
想いは届かなかったけれど、彼らの「野球が好きだ」という気持ちが羨ましかった。


関西をサヨナラで下した栃木文芸大附属。歓喜の瞬間にホームベースになだれ込み、抱き合う選手たちの姿。
山形県勢で初のベスト8入りをきめ、歴史を創った日大山形。ピンチを堅実な守備で何度も乗り切った。
日本最南端の高校。八重山商工の「野球を楽しむ」姿。
春夏通じて初出場ながら、見事ベスト4の鹿児島工業。代打の切り札(県大会から代打だけで10の7!!)今吉晃一に象徴される、チームの素晴らしい雰囲気。

彼らの「この仲間ともっともっと野球がしたい」という姿には純粋さを。


京都・福知山成美の駒谷投手、香川西の豊岡投手、宮城・仙台育英の2年生・佐藤投手、福井商業・池本投手、三重高校の梅村投手など、好投手からは「自分を信じる」強さを。


神奈川・横浜高校、大阪桐蔭、愛知・愛工大名電・・・。
強豪と呼ばれながら、組み合わせの関係などもあり、早くに姿を消した高校。
愛媛・今治西、千葉経大付、東東京・帝京、青森山田、兵庫・東洋大姫路・・・。
惜しくも劇的な逆転負けを喫した高校。

この夏は最高の夏だったよな?
「最後まであきらめない」姿、その気持ちが再三の同点劇、逆転劇を生んだんだ。
実力は結果と言うかもしれない。
でも、君たちの「全力」は次に繋がっていく。


智弁和歌山。「打倒田中」を合言葉に勝ち上がり、見事田中とぶつかり合った彼ら。その努力。精神力。尊敬します。


そして、駒大苫小牧。
最初こそ「3連覇を目指すチーム」で盛り上がっていた。
でも、素晴らしいプレーと強さで日本中の見る目を変えた実力。
「北国のハンデ」という、なんの実証性もない言葉は彼らのおかげで使われなくなる。


優勝おめでとう。早稲田実業。
投手を支える全員の勝利だった。
伝統校の強さを改めて認識した。


熱いハートと冷静な面持ちで投げた斎藤。
気持ちは冷静に、闘志は全面に出して投球を続けた田中。
2人の気持ちは歴史になった。


―――――――――

俺が子供を持った時に、「すごい大会があったんだよ」と教えたくなる大会だった。気持ち。精神力。信じる心。負けたくないという心。

野球の魅力の伝道師たちに、感謝を。

20060820

20060820-2 kenobi*135 オシムジャパン

・オシムジャパン

予備登録に入っている選手がまたすごい。やっぱり、選手を見る目はあるのだなあと再確認。
このくらいたくさんの選手を、固定せずにどんどん試すというオシムのやり方に大賛成。

うん。日本代表からJリーグを盛り上げるというアプローチね。これは今までの日本に無かったやり方だな。


−−−−−−−−−−−−−−−−−
【仮説】
日本人のスポーツへのスタンスは、スポーツ性よりもドラマ性に向く傾向がある。


バレーボールは早ければ3セットで終わるって事がわかる。
で、フジテレビの中継は中継録画(少なくとも生ではない)だから、8時半の段階でブラジルに2セット取られてたりすると「ああ、負けだな」と思ってしまうのよね。
バスケットボールも、第4Qまでだから、残り5分で10点差つけられてたりすると、「あー、むずかしいな」と思っちゃう。

プロ野球の中継もそう。サッカーの中継もそう。
ただ、この二つの競技は「生放送」がほとんど。
生放送は臨場感がある。しかもこの二つの競技は逆転が起きやすい競技だから見ていて飽きない。もっと言うと、興ざめしない。

地上派生中継=ニーズ。ニーズ=人気。

――――――――
ここまで書いたところでまとまらなくなったので、以下次回((笑))



20060820-kenobi*134 駒大苫小牧VS早稲田実業

決勝は1−1の引き分けで再試合。

ものすごい試合だった。

「球史に残る」どころの話じゃない。
これを書いている時点で、まだ決着はついてないんだけれども。

駒大・田中と早実・斎藤の見事な投げあい。
両投手ともにスライダーとストレートの配球で、的を絞らせない。

斎藤は脅威のスタミナで(既に今日で3連投。しかも甲子園に来て殆どを一人で投げ抜いている)延長15回に147キロの急速をマーク。
田中は、度々訪れるピンチにも、勝負所で気持ちで勝負。

双方の持ち味がこれでもかというほど出た両エースの投球にしびれた。

決勝を2試合闘えるなんて、なんて幸せな奴らなんだ。
でも、両チームに言いたい事は、「ここで満足するな」と。
「絶対勝つ!」という気持ちで明日も全力で、全てを出し切れ!と。

・・・まあ、そんな奴はいないか。

全国に4000校以上の野球部。例えば1チーム50人ほどの部員がいるとして、20万人の野球バカの中で最後に残った2チーム。最高に負けず嫌いの奴らのはずだ。

打高投低と言われた今大会の締めくくり(の前半)が、今大会最高の投手戦だったというのもまたすごい。
やっぱりピッチャ−を中心とするチームは、堅実で強いのだな。

20060816

20060816-2 kenobi*133 通訳

フル代表。A代表。日本代表。
呼び方、どれかに統一しない?

さて。「通訳」について。

記者会見とかインタビューで、記者陣とオシム監督の会話がいまいちかみ合ってない気がするのは俺だけなんだろうか。
もちろん、オシム独特の答え方とか、マスコミの質問のレベルどうこうの問題もあるんだろうけど、実は記者の「ニュアンス」が、上手に監督に伝わってないのでは・・・と思うことがしばしば。

もしもそうだとすると、これは通訳の能力の問題だといわざるを得ない。あとは・・・記者の質問の言葉選びの問題もあるか。

通訳って、難しいと思う。言葉=文化だ。
例えば日本語の「好み」のような言葉のニュアンスを、そのままの意味で示す単語がセルビア語(?)にない場合もあると思う。逆の場合もありうるはずだ。
そのとき、しっかりと訳せるかどうか。

記者と監督の話ならばまだいい。
問題は選手と監督の場合だ。

もちろん、通訳だってプロだし、しかも、オシムには3人通訳がいるそう。
時間が経つにつれて解決の方向に向かう問題かもしれんが、この問題は結構重要なのではないだろうか。

その、オシムに付いた3人の通訳って言うのは、どうやって決まったんだろう。オシムがつれてきたのか、協会が派遣したのか。
そのへんがとても気になります。

20060816-kenobi*132 甲子園

高校野球シーズン。
ほとんど「熱闘甲子園」での情報だが、気づいた事とチームを。

○静岡商
なんか、試合前に髭の抜き合いをしている選手が・・・。いいねえ。

○早稲田実
あのエース、すごいよ!!
だって、マウンド上でハンカチで汗拭ってるんだもん!!
ハンカチをポケットに忍ばせておくなんて・・・。
高校野球見てて初。衝撃的シーンでした。

○駒大苫小牧
自信ですな。勝者のメンタリティが伝統になっているところがすごい。

○八重山商工
ここもいいチーム。

○関西
ダース投手。もう、なんともいえません。でも、かけがえのない経験だよな。




彼らが輝く夏。
負けた選手たちに惜しみない拍手と賞賛が送られるのは、「次がない」ことを誰もが知っているから。
負けたら終わり。
残酷なシステムの中、最後の最後まであきらめずに、全力で力を出し切ろうとする。
だから何かは起きる。

誰も思いつかないような結末が起きる。
いや、結末を「起こす」。
雰囲気を、展開を、自分たちで作り上げる力は、すなわち「想い」。

ひたむきに、大好きな野球をともにプレーする仲間との時間を大切にする想い。

彼らの全力の想いが、魅力。

------------------

今年の熱闘甲子園は、サブストーリーが少ないね。
試合のクローズアップと勝者をピックアップする傾向が強い。それはそれでいいと思う。

その分無理矢理にヒーローを作り上げる感じと、陳腐なキャッチフレーズが鼻につくけど、まあそれはご愛嬌。昨年よりはまだマシかな。

20060814

20060814-kenobi*131 8.15にむけて

じいちゃんが亡くなって12年。
戦争に行き、満州に行き、沢山の大切な人を戦争で亡くし、ハバロフスクに抑留され、帰ってきて、何も無い所から体一つで頑張ったじいちゃん。

俺は生まれなかったのだ。
じいちゃんが戦争で生き残らなければ。

毎年野菜をつくってたじいちゃん。

俺がガキの頃にじいちゃんが言っていた言葉を思い出す。
「戦争は二度とやっちゃあいけない」「戦争なんかしてもなんにもならない」

参拝どうのこうの難しい事は考える必要はない。関係ない。

戦争を体験した1人の人間が出した結論。
その生の言葉を聞いた人間として、この言葉は語り継がなければいけないと思う。

20060805

20060805-kenobi*130 純粋な疑問。なぜ一夜で追加召集?

追加召集。アテネ世代も入っている。うんうん。

MF
中村直志(名古屋)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜)
FW
坂田大輔(横浜)
DF
栗原勇蔵(横浜)

で、純粋な疑問と推理を。

○なぜ一晩で追加召集?
オシムはめちゃくちゃ悩んでいた。・・・ということしか思い当たらんわなぁ。
千葉やガンバの選手は選ばれてないんだし。

○18名になった。あと何名?
千葉・ガンバ・鹿島からあと何名が選ばれるか。
思いつく選手は・・・千葉からは巻・阿部・羽生。ガンバからは加地と遠藤が候補かな。宮本はもう選ばれないだろうなぁ。鹿島では、小笠原・深井・曽ヶ端ってところだろうか。ポジション別に言っても、このあたりになるんではないかな。例えば、阿部をディフェンスで登録とか。
まあ、あと5人ってところだろう。



松田が入っていない・・・続きを読む

20060804

20060804-Kenobi*129 男子サッカー日本代表選出。

GK:
川口能活(磐田)
山岸範宏(浦和)

DF:
三都主アレサンドロ(浦和)
坪井慶介(浦和)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(広島)

MF:
田中隼磨(横浜FM)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(浦和)
小林大悟(大宮)

FW:
我那覇和樹(川崎)
佐藤寿人(広島)
田中達也(浦和)


13名。これを見ると、「スピード」「ボールをもっていない場所での動き」
という共通ワードが出てくる。
オシム監督の就任会見の通り。FW・MFでも、チームのために犠牲になることの出来る選手(今野)や、ポストプレーでの定評がある我那覇が選ばれている。

そして、初選出の選手を含め、全員が(ごめんなさい。浦和の山岸って選手は知らんかった・・・)「日本代表レベル」と言われてきた選手たち。

さてさて、千葉・ガンバ・鹿島・海外からは誰が選ばれるんだろうか。

そして、キャプテンは誰?

・・・松田が選ばれてない・・・。

20060803

20060802-Kenobi*128 世界チャンピオン・亀田興毅

亀田興毅、世界チャンピオンに。
整理してみようと思う。

○個人的感想
うれしい(好きだから)。彼みたいなボクサーが成功したというのはいいこと。
でも、正直今日のような戦いでは次はヤバイと思う。

○試合の感想
1回にいきなりダウン。プレッシャーっていうのは言い訳にしてはいけないものだからね。もちろんその辺は亀田もわかってるだろうけど、ガチガチだった。
いつものような手数が出なかった・・・のではなくて、それだけ相手が強かったという事。
インファイトで、手数を出すランダエダ。対してガードを固め、相手が打って出た所をクロスであわせようとする亀田。

判定が微妙・・・という意見も多々出そうだが、ボクシングの判定は、全体を通してではなく、ラウンドごとに行う判定の集計。しかも今回はマストシステム。(3人のジャッジが、それぞれのラウンドになるべく優劣をつけ、10対9もしくは10対8という採点法で判定。)
10・11Rは完璧に負けていたとしても、その他のラウンドでは亀田のパンチが効果的だったとして、亀田に10点をつけるラウンドがあったのではないか。
今までボクシングの試合を死ぬほど見てきたせいか、「勝ってもおかしくはない」と思っていたんだが、ギリギリ本当に勝った。

全体的に見ればねぇ・・・そりゃ、劣勢だったよ。いつもの勝ちパターンじゃないんだもん。慎重にランダエダ対策を遂行していたようにも見えたけどね。


○勝ってこその世界

亀田が注目を集めるのは、パフォーマンスだけでは決してない。
「口だけ男」だったらここまで注目なんか集まらないだろう。

「ビジネスの世界に取り込まれ、テレビ局に育てられた温室育ちで・・・」という人は、今日の試合の何を見ていたというのか。
仮に亀田の実力に疑問符をつけたとしても、そんな選手が世界1位の選手(ランダエダ)と、あんな試合が出来るか?

どうせ負ければ自ずとバッシングが始まるよ。彼らが生きてるのはそういう世界なんだから。

勝ったんだからいいんですよ。ルールなんだから。

亀田の実力を疑問視するのはおかしい。
判定方法や基準をおかしいといいなさい。

○TBSの編成に一言
あおるのはいいよ。俺はそれがテレビだってわかってるから。
問題はそれがテレビだってわかってない視聴者にあると思ってるから。
でもさぁ・・・。
試合前にあれだけ「親子愛」「兄弟愛」をあおっておいて、世界チャンプになった後のインタビュー途中で放送が終わるという体たらく。そこ・・・あと15分枠を取れるようにがんばろうよ。一番視聴率取れたところなんじゃないの?
ニュース23のスポーツの時間削るとかさぁ。


○今後
今後は世界チャンプとなったことで、指名試合(確か、初防衛戦は1位とやらなきゃいけないんだよね。)も組まれるようになる。
日本人からも逃げる事は出来なくなるぞ。
でも、黙らせればいいんですよ。勝てばいいんですよ。
ボクシングに対して謙虚な姿勢で努力家な彼の事だ。これからもっと強くなってくれるでしょう。


○「はじめの一歩」より
「努力するものが全て報われるとは限らん。しかし、報われたものは皆須らく努力しておる」
亀田家は一つ報われた。

20060801

20060801-Kenobi*127 あの時にあれがなかったら


中学3年の時だった。
翌日に高校の受験を控えた日、ある出来事が起きて、頭の中が真っ白になった。

何も考えられなくなるほどのショック。
俺は部屋でガタガタと震えていた。
どうしようもなかった。ただ怖かった。食事を口にしても戻してしまうほど。

最終的に俺が取った行動は、「電話をかける」だった。
男の友達にではない。
片思いしていた女の子にだった。

当時はまだ携帯電話が一般的になる前。家の電話から彼女の家の電話にかけ・・・みたいな事をやった。
しかしよくよく考えると、なんでその子に電話をしたのだろう。
「この人に助けて欲しい」という強烈な思いからだったのだろうか。

俺は電話口で取り乱した。恥ずかしい話、泣いてしまった。
でも彼女は、静かな口調で「落ち着け」と言ってくれた。

ものすごく救われたのを覚えている。


どうしようもない時、助けて欲しい時、助けを求めたい時・・・。
そういう事を言ってくれる人がいるって言うのは、本当に幸せな事だ。

いまでもあのときの事を思い出すと、彼女には感謝しきれない。
彼女の言葉が無かったらと考えるとぞっとする。

そして、こういうことを忘れずにいきていこうと思った。

今に繋がっている。

反芻する事が出来る自分がちょっと大人になったかなって思う。

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