20060803

20060802-Kenobi*128 世界チャンピオン・亀田興毅

亀田興毅、世界チャンピオンに。
整理してみようと思う。

○個人的感想
うれしい(好きだから)。彼みたいなボクサーが成功したというのはいいこと。
でも、正直今日のような戦いでは次はヤバイと思う。

○試合の感想
1回にいきなりダウン。プレッシャーっていうのは言い訳にしてはいけないものだからね。もちろんその辺は亀田もわかってるだろうけど、ガチガチだった。
いつものような手数が出なかった・・・のではなくて、それだけ相手が強かったという事。
インファイトで、手数を出すランダエダ。対してガードを固め、相手が打って出た所をクロスであわせようとする亀田。

判定が微妙・・・という意見も多々出そうだが、ボクシングの判定は、全体を通してではなく、ラウンドごとに行う判定の集計。しかも今回はマストシステム。(3人のジャッジが、それぞれのラウンドになるべく優劣をつけ、10対9もしくは10対8という採点法で判定。)
10・11Rは完璧に負けていたとしても、その他のラウンドでは亀田のパンチが効果的だったとして、亀田に10点をつけるラウンドがあったのではないか。
今までボクシングの試合を死ぬほど見てきたせいか、「勝ってもおかしくはない」と思っていたんだが、ギリギリ本当に勝った。

全体的に見ればねぇ・・・そりゃ、劣勢だったよ。いつもの勝ちパターンじゃないんだもん。慎重にランダエダ対策を遂行していたようにも見えたけどね。


○勝ってこその世界

亀田が注目を集めるのは、パフォーマンスだけでは決してない。
「口だけ男」だったらここまで注目なんか集まらないだろう。

「ビジネスの世界に取り込まれ、テレビ局に育てられた温室育ちで・・・」という人は、今日の試合の何を見ていたというのか。
仮に亀田の実力に疑問符をつけたとしても、そんな選手が世界1位の選手(ランダエダ)と、あんな試合が出来るか?

どうせ負ければ自ずとバッシングが始まるよ。彼らが生きてるのはそういう世界なんだから。

勝ったんだからいいんですよ。ルールなんだから。

亀田の実力を疑問視するのはおかしい。
判定方法や基準をおかしいといいなさい。

○TBSの編成に一言
あおるのはいいよ。俺はそれがテレビだってわかってるから。
問題はそれがテレビだってわかってない視聴者にあると思ってるから。
でもさぁ・・・。
試合前にあれだけ「親子愛」「兄弟愛」をあおっておいて、世界チャンプになった後のインタビュー途中で放送が終わるという体たらく。そこ・・・あと15分枠を取れるようにがんばろうよ。一番視聴率取れたところなんじゃないの?
ニュース23のスポーツの時間削るとかさぁ。


○今後
今後は世界チャンプとなったことで、指名試合(確か、初防衛戦は1位とやらなきゃいけないんだよね。)も組まれるようになる。
日本人からも逃げる事は出来なくなるぞ。
でも、黙らせればいいんですよ。勝てばいいんですよ。
ボクシングに対して謙虚な姿勢で努力家な彼の事だ。これからもっと強くなってくれるでしょう。


○「はじめの一歩」より
「努力するものが全て報われるとは限らん。しかし、報われたものは皆須らく努力しておる」
亀田家は一つ報われた。

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