20061103

kenobi*171 かくして歓喜の瞬間は訪れた

ナビスコカップ決勝。
巻誠一郎のプレースタイルが好きな俺。巻誠一郎LOVEな友人に誘っていただき、国立競技場に「その瞬間」に立ち会うために行ってきた。

朝8時である。千駄ヶ谷で合流。
自由席は7時半整列開始という事もあり、既に長い列が。
と、思いきや、実は前にはまだ1000人もいないことが判明。これはいい席が取れるかも。
期待しつつ、高ぶるテンションさんをなだめつつ、11時の入場開始を待つ。

あっという間に11時になり、さあ入場。さすがナビスコカップ。お菓子をもらう。席はいい場所が取れた。
タオルとTシャツ(もちろん18番)を速攻で買って、着替える。

気がついたらもう12時半。サポータの間で円陣を組み、気合いを入れるイベントが通路であると言うので、「こういうときは流されてナンボだ」と、参加。
本物のサポーターの間で巻き起こる「首謀者!*** 首謀者!***」のコールに合わせて、スピーカを持ったリーダー登場。
「はい、円陣の中心はここ!!」と、彼はなんと、俺たちの目の前に!!
何人くらいいたんだろう。ものすごい熱気を発する何重もの黄色の円のどセンター(目の前にはリーダーしかいない)になってしまった。えらいことだぞこりゃあ。

「さあ、みんな肩組んじゃいましょう!」左は友人。右には全く知らない男性。「お願いします」と笑いかけると、彼も少し恥ずかしそうに「うっす」と、肩を組んでくれた。千葉を応援するという共通意識があるだけで、垣根はものすごく低い物になる。いいね、こういうの。

試合開始まで1時間。テンションさんのグラフは試合開始に向けて比例するようにあがりつづける。喉飴舐めなきゃもたねえぞコリャ。
選手たちが練習に登場。一人一人の選手の名前をコールする。キーパーの岡本選手は、深々と頭を下げてくれた。

さあ、もうずっと立ちっぱなしだ。
選手の入場が始まる。サポーターが配った黄色と緑のパネルを掲げて、選手たちを迎える。

試合開始。紙テープが上から投げ入れられる。
応援はやまない。鹿島の応援は、はっきり言ってこちらよりもはるかに統率が取れていたが、気持ちは負けてない。
前半、俺たちのいる方向に鹿島が攻める。大ピンチと言うピンチは殆どなかったが、相手の深井(巻の大学時代の同級生)のドリブルは脅威だった。
ただ、相手のファウルが多い。ハースは前半25分ほどで早くも退場。純国産布陣となる千葉。他にも、何度も選手がピッチの外に出てしまう。この試合どうなっちゃうのよ・・・。
確実にこっちが押している。信じることだ。

あっという間に後半。今度は、千葉がこっちに向かって攻める番だ。
あごキーパー(曽ヶ端)の背後からプレッシャーを浴びせるサポーター。
逆に距離が近くなった攻撃陣への声援はどんどん過熱。決定機を外して頭をかかえるシーンが多いものの、すぐにまた始まる応援。
しかし、開始からの15分ほどは、明らかに鹿島の時間だった。そのたびにディフェンス陣とキーパー(パンチングだけで言ったら日本代表クラスだよ。)が粘り強く守る。我慢だ。ここは我慢だ。

そして、水野が先制点!!
なにがなんだかわからない。大声で叫び、友人と抱き合い、アマル監督と抱き合う水野を見てまた歓喜し、「あと10分、守りきってくれ!」と思った次の瞬間、コーナーキックから阿部が頭で2点目。
勝った〜ーー!!と思ったね。あちらさんの選手もサポーターも一気に勢いがなくなったし。あとはもう、イケイケの応援。

試合終了。ジェフユナイテッド市原・千葉はナビスコカップ2連覇。
すべてが上手い事行った。

充実感と幸福感に身を委ねて帰宅。
友人に感謝。その瞬間に立ち会えてよかった。
巻もがんばってたし。




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