1、日本ハムの新庄剛志外野手の「襟」騒動。
俺は新庄に賛成である。
目立ちたいだけであんな事を行動を取るわけないと思う。だって既に充分目立ってるでしょ。
自分が引退するまでにあと1年ないわけで、彼本人の「新しい事にトライしていこうという気持ちがないことにさみしさを感じる。ファンのために、選手個々が最初にやる勇気を持ってほしい」というコメントの通り、一石を投じたいだけだったのでは。
だってね、極端な話をすれば、テンガロンハットかぶって打席に立っているわけではないんだよ!?
ヘルメットは、死球や打球が頭部に当たった時に必要なもの。対して襟が出てようが出てまいが野球に関係ないでしょ。リーゼントが投球に影響しますか(あれも三浦投手のポリシーだよね。)!?
金のバットや金のスパイクだって、オールスターでしかやってない。
まるで新庄が「○○←人を愚弄するカタカナ2文字」のように言っている人もいるけど、批判も承知の上でやってるわけよ。というか、そんなのは新庄にとってはおそらくどうでもいいのよ。
今回の新庄の行動は、確実に「いい意味で」プロ野球界を盛り上げていると俺は思う。
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2、弓取り
珍しく大相撲。
現在、結びの一番後の弓取りを務めているのが高砂部屋の皇牙(おうが)関。
「関」とつくように、この人、31年ぶりに関取(十両以上の力士)にして弓取りをする力士となった。
元々弓取りを04年初場所から行っていた皇牙関。この夏場所で十両に昇進した。
初土俵から史上9番目の遅さだという。
大相撲には、いつから出来たのか知らないが、「弓取りをする力士は大成しない」というジンクスがあるらしい。しかし皇牙関は見事にそのジンクスに打ち勝った。
(※十両になると、個人部屋になったり、給料が出たり、付き人がついたり・・・と、とにかく幕下とは大違い。そのぶん15日間相撲を取るなど、もちろん大変なわけだが)
昇進後も「後進の励みとなれるよう」弓取りを続けるそうだ。
「弓取りを行うと強くなれる」というジンクスを作る先駆となって欲しい。
最後にいい話。皇牙関。夏場所初日に弓取りのために土俵下に行くと、座布団が敷いてあったそうな。関取になったためと言う事らしい。