20060624

20060624-kenobi*110 グループリーグ総括・韓国について

kenobi*95の予想と、実際の結果を見比べてみる。

決勝トーナメント進出を予想しなかったのは、オーストラリアとウクライナのみ。
これは結構なかなか・・・。
しかし、予想を裏切ったチームに日本が入っているというのがね・・・。

順位という意味ではグループA・E・はパーフェクトのあたり具合だった。


コートジボアール・チェコ・韓国あたりは、試合運びを見るとトーナメント進出も夢でなかった(という闘い方をした)チームだった。それだけの力はあったはず。
逆にオーストラリアが、フル代表になると強いという事を世界に示した。
考えてみればスポーツ大国だからね・・・。

アジア勢は全滅。おい、アジアで勝ったのって、韓国だけだぞ。あとの3カ国はみんな得点2。得失点差は-4か-5。この3チームはみんな第3戦まで可能性を残す戦いで、チームとしては最悪の自体は免れたが、アジア勢という括りで見ると「最悪」だ。

アフリカはガーナが一矢報いた。ガーナは身体能力でチームの弱点をカバーできる。そして、やはり経験がものをいったと思う(集中力を切らしてしまう面があった従来のアフリカ代表とは違った)。対してコートジボワールは組織だったダイナミックなヨーロッパ的なサッカーを展開。グループがグループだったのが残念。こういう国がアフリカから出てくると、怖いね。

北中米・カリブ海ではメキシコのみが進出。ここも、4カ国の代表で勝利を収めたのはメキシコのみ。トリニダード・トバゴは1点も上げられなかったが、初出場のチームとしてスウェーデンと引き分けに終わった結果は評価。コスタリカ・アメリカは持ち味が出なかった。

ヨーロッパではイングランド・オランダ・スペインあたりが高パフォーマンスを見せた。ドイツは「地元の利」を生かす事ができるチームだから、あのレベルでもなんとかなるかもしれない。ポルトガル・スウェーデンは、いまいち持ち味を発揮できていない気がするが、フランスも加えてトーナメント1試合1試合の戦い方が見もの。ウクライナはシェバ以外の選手の頑張り次第。

南米。アルゼンチンとブラジルは16チームの中を見ても群を抜いていると思う。
エクアドルの戦い方は豪快さと慎重さに偏りがなく、小気味良かった。パラグアイは、2試合を0-1で負けたのが結果として痛い。

これで、南米・ヨーロッパの枠は確実に増えるだろう。ヨーロッパは15.75or15.25。南米は5.5。アフリカ(4.5)・オセアニア(0.25)・アジア(3or3.75)・北中米(3or3.5)。オセアニアは予選自体がアジアに組み込まれる可能性も。

−−−−−−
書いてて疲れてきた・・・。
−−−−−−

しかし、韓国だめだったかぁ(4位に予想してたけど・笑)。きっと「1勝1敗1分け」というのは現実的な路線であって、韓国チームもしっかり勝ち点4はとった。しかし、「トーゴに勝ち、フランスに負け、スイスに分ける」はずが「トーゴに勝ち、スイスに負け、フランスに分ける」になってしまった。勝ち点4を取って敗退は韓国のみ。「フランスのパフォーマンスが低かった」事が誤算だな。
上にも書いたがパフォーマンスは決して悪くなかったと思う。

これも比較論になってしまうわけだが、チームの持ち味どうこうではなく短期決戦を戦うチームとしての基本的な問題である、「試合運び」や、「局面局面での判断」・「目的への意思」が3試合通じてしっかりと感じられたし、パスミスや身体を張ってボールを取りに行くといったことも、日本に比べてしっかり出来ていた。
気持ちは前面に出ていたしね。これも経験かな。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。