20060711

20060711-kenobi*119 イタリア優勝。なぜだ、ジダン・・・

ワールドカップ終幕。

3位決定戦。ドイツの勝利。
ドイツにとって若手のシュバインシュタイガ―が活躍した事は、3位決定戦に勝ったのと同じくらい価値があったな。次に繋がるからね。完全なブレイクポイントだろ、あれは。
カーンのパフォーマンスも素晴らしかった。同い年で世界最高レベルのキーパーが2人いるドイツ。すごいねえ。


決勝。イタリアがPKで世界一。
まずはイタリアを称える。
やはり、守備である。カンナバロとガットゥーゾ、素晴らしすぎる。「あたり負けせずに、ファウルももらわず、ボールを取る」・・・なんと難しい事か。
ブフォンのセービングもすごかった。
24年ぶりの優勝か・・・。といってもピンとこねえなあ。
初めてだもん。イタリアが優勝するところ見るの。
表彰式での喜びようはすさまじかったね。

毎回思う事なのだが、野球のWBCでも思ったが、優勝した選手たちの誇らしげで無邪気な笑顔というのはいいものだなあ、と。


でも、どうしてもふれずにはいられん。
彼程の選手が、今日が現役最後の試合で、あと少し頑張ればカップに手が届くという場面で、今どんな状況かを全く考えないという事はないはずだ。
自らの最後のキャリアで、しかもワールドカップの決勝であんな事をすれば取り返しがつかないという事もわかっているはずなのだ。

でも、ジダンはマテラッツィに頭突きを見舞い、(頭に行かずに胸に行ったところが理性的だった気もする)レッドカードで退場になった。

生放送で見ていた俺は、「やるせねえなあ・・・」とつぶやくしかなかった。

テレビ朝日のダイジェストでは、フランスのテレビ局の実況の模様を流していた。「ジズー、それはだめだよ・・・」という字幕が、そしてアナウンサーの悲しげな言葉の響きが全てを物語っている感じがした。

これでジダンは現役引退。人々にとって彼の最後の記憶は、「優勝」でも「準優勝」でもない、「レッドカード」になってしまった。
せめて、最後までピッチにいて欲しかった。



もちろん、真相はまだわからない。その上での話であると先に書いておく。

レッドカードは当然。ジダンの「行為」は許されない。
中傷の言葉をマテラッツィが言っていたとしても、報復行為はいけない。

でも、もしもマテラッツィが、ジダンにサッカーのキャリアと関係のない事を言って挑発したというのならば、許せない。
イタリアの優勝はゆるぎないものであり、イタリアを称える気持ちに変わりはないが、彼はサッカー選手としてどんな処分をうけてもおかしくないと俺は思う。

FIFAは今大会、観客から黒人選手に対しての差別的な行為があったとして、グループリーグの途中の何試合かで、試合前にキャプテンが「人種差別禁止」のメッセージを世界中に読み上げるという異例の措置をとった。

サッカーの試合での、選手同士の挑発はそりゃああるだろう。
でも、挑発の手段として、サッカー以外の事を持ち出しての中傷や、人種差別的な発言をするというのはあってはならない。

FIFAが責任を持って、今回の課題をまっとうする事を望む。
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