呼び方、どれかに統一しない?
さて。「通訳」について。
記者会見とかインタビューで、記者陣とオシム監督の会話がいまいちかみ合ってない気がするのは俺だけなんだろうか。
もちろん、オシム独特の答え方とか、マスコミの質問のレベルどうこうの問題もあるんだろうけど、実は記者の「ニュアンス」が、上手に監督に伝わってないのでは・・・と思うことがしばしば。
もしもそうだとすると、これは通訳の能力の問題だといわざるを得ない。あとは・・・記者の質問の言葉選びの問題もあるか。
通訳って、難しいと思う。言葉=文化だ。
例えば日本語の「好み」のような言葉のニュアンスを、そのままの意味で示す単語がセルビア語(?)にない場合もあると思う。逆の場合もありうるはずだ。
そのとき、しっかりと訳せるかどうか。
記者と監督の話ならばまだいい。
問題は選手と監督の場合だ。
もちろん、通訳だってプロだし、しかも、オシムには3人通訳がいるそう。
時間が経つにつれて解決の方向に向かう問題かもしれんが、この問題は結構重要なのではないだろうか。
その、オシムに付いた3人の通訳って言うのは、どうやって決まったんだろう。オシムがつれてきたのか、協会が派遣したのか。
そのへんがとても気になります。
…オシムがひねくれてるようにしか見えないんだけど。
オシムはジョークで言ったつもりだったんだと思うがね。
そのニュアンスが伝わってなかったり、インタビュアーのアナが萎縮しちゃうのも問題があると思うのよ。
サッカー番組なんだったら、もっといい質問して欲しいよね。
ま、オシムのマスコミ嫌い(もっとレベルを上げて欲しいと思ってるはず)も相当なもんだね。
あれだけ丁寧に説明してくれるのは、
すごいサービス精神なんじゃないかと思うな。
選手も育て、Jリーグのチームも育て、協会も育て、マスコミも育てる。
「みんなで車を押さなければいけない」ってのを、
本気で実践してるんじゃなかろうか。
と、俺は思ってます。
うん。言葉の使い方が不適切だったな。
今のマスコミの姿勢や質問内容にうんざりしていることは確かだと思うのだよ。
で、一番重要なのはきっと、その先にあるファン(やサッカーに詳しくない人も含めて)の目を育てようとしている事だね。
皮肉の使い方は上手いよね。
まあこれも、通訳がしっかりと訳せているのか疑問だけれど(笑)。